人手不足解消を後押し、フォースタートアップスなどから10.5億円調達予定
タクシー配車アプリのGOは6月27日、トラックやタクシーなどのドライバー紹介を手掛ける新会社「GOジョブ」を9月1日付で立ち上げると発表した。GOから人材紹介事業を承継し、ドライバーの人手不足解決を後押しする。
シリーズAラウンドとして、フォースタートアップス、スパークス・アセット・マネジメントが運営する未来創生3号ファンド、SBIレオスひふみ、大和ハウス工業グループの大和ハウスベンチャーズから総額10.5億円の資金調達を実施する予定。
GOジョブは代表取締役会長にフォースタートアップスの志水雄一郎社長を迎え、事業基盤を強化する。
GOは配車アプリ「GO」ブランドの集客力とドライバー専門キャリアアドバイザーによるマッチング力を活かし、タクシーに加えて物流・バスのドライバー人材紹介も拡大するなど、ドライバーに特化した人材採用プラットフォームとして幅広くモビリティ業界のドライバー採用支援を推進している。
「物流2024年問題」などでドライバー人材確保の難易度が厳しさを増しているのを踏まえ、より対応を強化する。
新会社の概要(予定)
・代表者名 :代表取締役会長 志水 雄一郎
代表取締役社長 萩原 修二
・設立予定日 :2025年9月1日
・本社所在地 :東京都港区虎ノ門
・株主構成※ :GO、フォースタートアップス、未来創生3号ファンド(スパークス・アセット・マネジメント)、SBIレオスひふみ、大和ハウスベンチャーズ
・事業内容 :人材採用プラットフォーム事業
・ドライバー特化の転職サイト『GOジョブ』の開発・運営
・『GOジョブ』エージェントによる人材紹介サービスの提供
※第三者割当増資後
(藤原秀行)※いずれもGO提供