佐川、「手ぶらサービス」の対象拠点を順次拡大

佐川、「手ぶらサービス」の対象拠点を順次拡大

手荷物預かりなどの際、満足度向上をサポート

佐川急便は7月1日、観光・レジャー市場で展開している、主に個人の利用客向け物流サービスの名称を「SAGAWA手ぶらサービス」と設定、6月から順次拠点の拡大を開始したと発表した。


「SAGAWA手ぶらサービス」の目印となる幟(一部の例)

 
 

「SAGAWA手ぶらサービス」は観光客が立ち寄る場所で物流サービス(手荷物預かり、当日配送、宅配便の発送など)を提供し、外出時の満足度向上をサポートする。

佐川はこれまでにも手荷物預かりや空港・ホテルへの当日配送など観光客向けのサービスを展開してきた。伸びている観光・レジャー市場のニーズに応えるため、観光客とのタッチポイントとなる拠点を拡大していく構えだ。具体的には空港や駅といった交通機関、レジャー施設・ゴルフ場・みやげもの店などの観光スポット、宿泊施設など、観光客の動線上においてニーズのある場所への拠点開拓を目指す。

目的地に直行したい時、旅の途中で手荷物が増えてしまった時、持ち運びが困難な商品を購入したい時など、さまざまなシーンで利便性の高い物流サービスを利用することが可能。

国内観光客に加え、訪日外国人観光客も快適に過ごせるよう、多言語対応や多様な決済手段の導入など、オーバーツーリズム対策も視野に入れた柔軟かつ効率的な運用体制の構築を図る。

(藤原秀行)※佐川急便提供

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