万が一の障害発生時も迅速に復旧可能
関通は7月1日、独自に開発した次世代SaaS型WMS(倉庫管理システム)「BRAIN AEGIS」(ブレインイージス)の提供を同日開始したと発表した。
専門的な知識がなくても直感的な操作性ですぐに使いこなせるようにしており、導入前の試用にも対応できるほか、月額変動型の料金体系を採用し、初期投資を抑えながらセキュリティや拡張性も備えた物流管理の実現を後押しする。
50万件以上のデータも高速で処理・表示できる処理能力を持ち、大量の物流業務にも対応可能。閲覧権限の細分化、多要素認証(MFA)、セキュリティシステム「WAF」による堅牢なセキュリティを確保し、万が一の障害発生時も迅速に復旧できるようにしている。
上流・下流の各種システムとの円滑な連携も可能にしており、業務全体の最適化につなげていくことを想定している。
「BRAIN AEGIS」は今後、AIを活用した出荷予測や在庫最適化機能の搭載などの機能強化も念頭に置いている。
(藤原秀行)