16.5%を17.1億円で、将来の物件購入も視野
Jリートの産業ファンド投資法人の資産運用を担うKJRマネジメントは6月27日、アルプス物流が保有している基幹物流拠点8物件(底地=土地を含む)を裏付資産とするブリッジファンドの匿名組合出資持ち分を6月30日付で取得すると発表した。
出資総額の16.5%を17億1300万円で取得。高利回りが期待できる物件に投資し、安定した収益を確保したい考え。
ブリッジファンドはアルプス物流の資産圧縮と資本効率改善のために発足した。
対象の基幹物流拠点は以下の通り。KJRマネジメントはまた、裏付資産の将来の信託受益権取得に関する優先交渉権を獲得する。
・北上物流センター
(岩手県北上市)地上2階建て、延床面積7226㎡、2011年2月新築・15年8月増築
・成田物流センター
(千葉県芝山町)地上6階建て、2万685㎡、05年5月竣工
・横浜物流センター(底地)
(横浜市)土地面積3万1324㎡
・騎西物流センター
(埼玉県加須市)総延床面積3万9799㎡
建物①地上6階建て、倉庫・事務所、1999年2月竣工
付属建物:平屋建て、物置
建物②地上8階建て、倉庫・作業場、2003年11月竣工
・郡山物流センター
(福島県本宮市)総延床面積1万8716㎡
建物①地上2階建て、事務所・倉庫、1994年6月新築・97年1月増築・2011年10月一部取り壊し
建物②地上3階建て、事務所・倉庫、2015年11月竣工
・加須物流センター
(埼玉県加須市)地上5階建て、3万4783㎡、2018年4月竣工
・大阪物流センター(底地)
(大阪府茨木市)土地面積8426㎡
・名古屋物流センター(底地)
(愛知県小牧市)土地面積2万2101㎡
(藤原秀行)