日通が12年ぶり希望退職募集、55歳以上の300人計画

組織活性化など狙いと説明

NIPPON EXPRESSホールディングス（NXHD）は7月18日、傘下の日本通運が、55歳以上の社員を対象に希望退職者を300人程度募集すると発表した。

NXHDは狙いについて「組織の活性化を図り、激変する経営環境や経営課題に迅速に対応する」などと説明している。

期間は8月18～29日。退職は9月30日付で、勤続年数に基づく定年扱いの退職金と、退職加算金を支給。併せて、転職を支援するセカンドキャリアコンサルティングや最終章支援を提供する。

日通が希望退職者を募るのは2013年以来という。

（藤原秀行）