工場や物流施設向け無人自動搬送システムのeve autonomy、静銀や政策公庫と15億円の融資枠設定合意

工場や物流施設向け無人自動搬送システムのeve autonomy、静銀や政策公庫と15億円の融資枠設定合意

「2030年1000台稼働」目指し事業強化

工場や物流施設向けの無人自動搬送システム「eve auto」(イヴ・オート)を手掛けるeve autonomy(イヴ・オートノミー)は7月23日、静岡銀行と日本政策金融公庫浜松支店の両社と、協調融資で総額15億円の融資枠を設定することで合意したと発表した。

eve autoは2022年11月の正式サービス開始から3年目を迎え、全国約50拠点で80台以上が稼働している。



eve autonomyは今年4月にも、ヤマハ発動機とティアフォーからシリーズBエクステンションラウンドの資金調達を実施したことを公表している。今回は2030年に稼働台数1000台の達成を目指し、車両の購入や製品開発、新たな国内・海外の市場開拓など事業強化に資金を充てる。


主要スペック(eve autonomy提供)

(藤原秀行)

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