物流領域のプロダクト開発と事業展開の加速図る
AIを活用した自動配車管理システムを手掛けるLogpose Technologies(ログポーステクノロジーズ)は7月30日、物流領域のプロダクト開発と事業展開を加速させるため、DHLジャパンやアマゾンジャパン出身の石田政二氏を7月1日付で執行役員Chief Logistics Officer(CLO、最高物流責任者)に起用したと発表した。
石田氏(Logpose Technologies提供)
同社は「現場起点の知見と経営視点を融合し、業界変革を加速させていく」と説明。石田氏が軸となり長距離・都市間配送領域における共同配送ネットワーク戦略の推進、物流業務の標準化と各部門やシステム間の連携強化、ロジスティクスデータの活用によるネットワーク最適化とプロダクト進化の加速、クライアント物流現場とのパートナーシップ深化および現場起点改善の伴走支援に取り組む。
石田氏はDHLジャパンで新規サービスセンターの立ち上げや拠点統廃合、アマゾンジャパンで輸送工程全体にわたる実務にそれぞれ従事。ミドルマイルからラストマイルに至る物流の現場構造に深くタッチしてきた。特にアマゾンジャパンでは輸送管理部門でネットワーク最適化や新しい配送スキームの構築をリード。高度に分散化した日本の物流網で実効性のあるオペレーション改革を実現してきたという。
2024年にログポース入りし、物流ソリューション事業の責任者としてAI自動配車や共同配送ネットワークの戦略立案・事業化を推進してきた。
(藤原秀行)