ザブーンの船舶管理プラットフォーム、「船員情報」も対象に追加

ザブーンの船舶管理プラットフォーム、「船員情報」も対象に追加

資格の期限切れ近づくとアラートも、負荷軽減や法令順守徹底支援図る

船舶管理プラットフォーム「MARITIME7」(マリタイムセブン)を運営しているザブーン(東京都港区新橋)は8月4日、新たに「船員情報管理」機能を追加したと発表した。

研修履歴や乗船歴、保有資格、緊急連絡先といった船員の基本情報をクラウド上で一元管理し、管理者の業務負担を軽減。加えて、資格や健康診断、研修などの有効期限切れが近づくと自動で通知するアラート機能や、乗組員名簿・履歴書の自動作成機能なども備え、船員管理に要する手間とミスの削減、法令順守徹底の支援を図る。

海事業界は乗組員ごとの資格、研修、乗船歴などの情報管理が煩雑化しており、紙ベースや表計算ソフトによる運用のために記録の抜け漏れや確認作業の負担が課題となっていた。そうした状況の改善を後押しするため、新機能の開発にこぎ着けた。

(藤原秀行)※ザブーン提供

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事