商船三井、JERA向け新造LNG船の長期定期用船契約を締結

商船三井、JERA向け新造LNG船の長期定期用船契約を締結

6隻目、燃費効率改善した最新型エンジン搭載

商船三井は10月25日、東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資しているJERAが資本参加している運航管理会社と新造LNG(液化天然ガス)船1隻の長期定期用船契約を締結したと発表した。JERA向けとしては6隻目。

本船は韓国のSAMSUNG HEAVY INDUSTRIESのコジェ造船所で建造され、2027年に竣工した後、商船三井が船舶管理を担い、JERA向けのLNG輸送に従事させる予定。

燃料消費効率を改善した最新型のMAN Energy Solutions製エンジン(ME-GA)を搭載し、従来のLNG船と比べ環境に配慮した仕様を採用している。

【本船概要】

主要寸法 全長290m 船幅45.8m
船型 174,000㎥ メンブレン型
搭載主機 ME-GA
造船所 SAMSUNG HEAVY INDUSTRIES
竣工予定 2027年

(藤原秀行)

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