TICAD9で表明
エアロセンスは8月22日、日本政府主導の国際会議「第9回アフリカ開発会議」(TICAD9)のテーマ別イベント「第4回 日・アフリカ官民インフラ会議」(主催:国土交通省)で、ドローンを活用したアフリカのインフラ整備促進に協力すると発表した。
アフリカ各国の公共部門との調整や啓発活動を手掛け、現地企業・機関の能力の強化を支援する役割を担い、公的・民間セクター向け投融資や保証、技術支援など多様な手段を含む協力の枠組みを検討、構築している国際機関「アフリカ開発銀行」(AfDB)と協力の意向表明書(Letter of Intent、LoI)を締結した。
今年6月、AfDBの「アフリカ持続可能道路維持プログラム(SRMPA)」の公募にエアロセンスが提案したドローンを活用したインフラ点検のソリューションが道路維持の効率性と持続性を高める技術として評価され、採択に至った。
エアロセンスは今後AfDBと具体的な協議を進め、アフリカで質の高いインフラ構築の実現を後押ししていきたい考え。
アフリカ開発銀行のソロモン・クエノー副総裁(民間セクター、インフラ、工業化担当)とエアロセンスの嶋田悟取締役、アフリカ開発銀行の山口将秀交通・物流課長(エアロセンス提供)
(藤原秀行)