商品届けた後はコンテナ持ち帰り、通販ユーザーらの開梱負荷軽減
首都圏の中小運送事業者25社が参加している「ラストワンマイル協同組合」は7月22日、段ボールを使わずに定期配送できる新サービス「オリコン便」を9月に始めると発表した。
荷主企業が用意する専用の折り畳みコンテナで荷物を届け、宛名ラベルで封印した上で顧客に直接手渡しする。空いたコンテナは持ち帰る。オリコンを何度も利用することで、梱包コストを削減するとともに、eコマースユーザーらの開梱の手間を減らすのが狙い。
同組合は、荷物を玄関など指定の場所に置いてくる「置配便」の利用も可能になると説明している。
(藤原秀行)※ロゴマークは同組合提供