森永乳業が九州で「おいしい牛乳」製造開始、輸送容器切り替えで物流負荷軽減へ

森永乳業が九州で「おいしい牛乳」製造開始、輸送容器切り替えで物流負荷軽減へ

作業にロボット導入も

森永乳業は9月16日、人気商品の「森永のおいしい牛乳」「森永のおいしい低脂肪牛乳」を新たに九州で発売すると発表した。

販売開始日は「おいしい牛乳」が9月16日、「おいしい低脂肪牛乳」が9月23日。



「おいしい牛乳」は2003年に発売。新たな製法でコクとすっきりとしたキレの味を両方備えた商品を実現し、ロングセラーとなっている。


通常デザイン(上)と九州限定デザイン(プレスリリースより引用)

これまで九州ではほとんど扱われていなかったが、グループの熊本森永乳業(熊本市)で製造を新たに開始。九州産の牛乳を100%使用し、九州から中四国、関西まで商品を届ける。

熊本森永乳業は製造開始に際し、輸送に用いる容器を従来のクレート(プラスチック製の箱)から段ボールに変更する。空のクレートを回収するためのトラック便を削減し、物流頻度の低減につなげられると想定している。

また、作業はロボット化し、従業員の負荷軽減とけがの防止を図る。

(藤原秀行)

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