国外初の実証、合計2時間の連続稼働達成
Prodrone(プロドローン)は9月24日、台湾で「Prodrone GT-M」が100kmの長距離飛行に成功したと発表した。
同機が日本国外で実証飛行にトライしたのは今回が初めて。
(Prodrone提供)
同機は最高速度・時速135kmの高速飛行が可能で、風速20m/sの風雨の中でも安定して飛行ができるのが特徴。巡視や物流、点検への活用を見込む。
当日は約100kmを1時間45分で飛行した後、さらに15分間のホバリングを実施し、合計2時間の連続稼働を達成した。
燃料はガソリン3リットルを搭載し、時速約60kmで飛行。終了時には1リットルの燃料を残しており、1リットル当たり50km以上の飛行が可能であることを確認したという。
日本国内に加え台湾でも問題なく長距離飛行が実証できたとみて、海外展開を加速させたい考えだ。
(藤原秀行)