大幅な温室効果ガス排出削減見込む
日本郵船は9月30日、グループのNYKバルク・プロジェクトが神原汽船(広島県福山市)から定期傭船するメタノール二元燃料ばら積み船「Green Future」が、9月28日に韓国の蔚山港で燃料の低炭素メタノールを、船舶から直接供給するShip to Ship方式で補給したと発表した。

「Green Future」

蔚山港での燃料供給の様子(写真提供:蔚山港湾公社)
低炭素メタノールは、再生可能原料を有効活用するマスバランス方式で供給した。再生可能天然ガスやグリーン水素などの再生可能原料の使用に基づく製造プロセスで環境価値を付与済み。
同方式を利用することで温室効果ガスの大幅な排出量低減に寄与できると想定している。
また、国際的に高い評価を受けているバイオマスおよびバイオ燃料の持続可能性とトレーサビリティの基準「ISCC EU認証」を取得しており、環境負荷の低減とサプライチェーンの透明性に関する担保を得ている。
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用



