クラウド在庫管理システムのZAICO、注文書を自動データ化し在庫情報と連携可能な新管理機能の提供開始

クラウド在庫管理システムのZAICO、注文書を自動データ化し在庫情報と連携可能な新管理機能の提供開始

手入力の手間やミス解消、表記のゆれも正確に変換

クラウドベースの在庫管理システムを手掛けるZAICOは10月8日、同システム「zaico」の新たな拡張サービスとして、「zaico受注管理」の提供を開始したと発表した。

紙やPDFの注文書に記載してある受注情報を、AI-OCR(AIを活用した光学式自動文字読み取り)技術を駆使して自動でデータ化し、「zaico」と連動した簡便な受注管理を可能にする。手入力の手間やミスをなくし、在庫確認から出庫までの一連の業務を効率化できると見込む。



ファクスやPDFで届いた注文書をアップロードすればAI-OCRが自動で読み取り、データ化。商品のマスターデータと連携した自動マッチング機能により、表記のゆれも正確に変換できると想定している。

さらに、使うほど精度が高まる学習機能を備え、手書きの注文書でも高い認識率を実現しているという。


(イメージ、ZAICO提供)

「zaico」はコードスキャンやアラート機能を搭載し、欠品や過剰在庫の防止、入出庫の精度向上、棚卸の効率化などを支援。累計の登録社数は今年5月時点で製造、小売卸、医療、サービスなど18万社以上に達し、継続利用率は92%を超えているという。

(藤原秀行)

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