国内小売・流通企業の在庫削減など後押し
JDSCは10月16日、サプライチェーンの運営効率化支援ソリューションなどを展開しているフィンランドのRELEX Solutions(リレックス・ソリューションズ)と業務提携したと発表した。
新たにAIを活用した需要予測・在庫最適化ソリューションの提供を共同で始めた。国内小売・流通企業の在庫削減、欠品抑制、利益率向上を後押しし、サプライチェーン全体の効率化を図る。
(JDSC提供)
JDSCは独自に開発した需要予測システム「demand insight」(デマンド・インサイト)を提供するなど 、業務改革・デジタル変革を通じて多くの企業のSCM・オペレーション改善を支援してきた。
よりグローバルに展開する予測・最適化技術を持つRELEXのプラットフォームと連携することで、さらに強力なソリューションを開発していきたい考え。人材育成などの面でも連携することを想定している。
提携を受け、JDSC内に専門のチームを設置しており、ソリューションに適用できる、物流制約など日本市場特有の要件を満たした拡張モジュールを共同で企画・提供することを視野に入れている。
(藤原秀行)