南海電鉄、自社物流施設のブランドを「NANKAI-LOGI」に設定

南海電鉄、自社物流施設のブランドを「NANKAI-LOGI」に設定

まず関西中心に事業エリア拡大・拡充図る

南海電気鉄道は10月29日、運営する物流施設のブランドとして「NANKAI-LOGI」(ナンカイロジ)を設定したと発表した。

同社は不動産事業の深化・拡大に向け、今年4月に泉北高速鉄道を吸収合併し、同社が50年以上にわたって運営してきた東大阪・北大阪流通センターの物流事業を継承した。

自社で運営する物流施設のブランド名称・ロゴを制定し、認知度を高めることで、より先進的な物流施設の開発を推進したい考え。


ブランドロゴ(プレスリリースより引用)

今後は東大阪・北大阪エリアに加え、まず関西を中心に事業エリアの拡大・拡充を図る。物流施設の新規開発や既存物件取得を進めることを想定している。

今年4月には東京流通センター(TRC)と物流課題の解決を目指す業務提携契約を締結しており、自動運転トラックなど次世代モビリティや貨物鉄道輸送との連携(モーダルコンビネーション)を活用した東京~大阪間の幹線輸送経路構築などを促進する。

(藤原秀行)

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