セレンディップ・ロボクロス、パナコネクトの「ロボット制御プラットフォーム」参画でマルチベンダー化始動

セレンディップ・ロボクロス、パナコネクトの「ロボット制御プラットフォーム」参画でマルチベンダー化始動

特定メーカーの製品に縛られず、最適なソリューション提供目指す

中堅・中小企業向けの経営コンサルティングなどを手掛けるセレンディップ・ホールディングスは11月5日、傘下のセレンディップ・ロボクロスが、パナソニック コネクトが運営している「パナソニック コネクト ロボット制御プラットフォーム セールスパートナープログラム」に参画したと発表した。

セレンディップ・ロボクロスは同プログラムを通じ、複数の協働ロボットメーカーを取り扱う「マルチベンダー体制」を本格的に始動させる。特定メーカーの製品に縛られることなく、顧客の生産現場が抱える多様な課題に対し、真に最適な自動化ソリューションをワンストップで提供できるよう努める。



顧客の業務・作業内容、設置環境、予算などの諸条件を加味し、可搬重量、リーチ、精度、速度、安全性といった観点から中立的に性能を比較・選定。現場に最適な機器を絞り込む。

さらに、ロボットハンドやビジョンシステムなどの周辺機器設計・製作、システム全体構築、操作トレーニング・保守・メンテナンスまで一貫で対応する。

パナソニック コネクトの技術トレーニングや最新製品情報を活用し、先進技術を常に吸収。高度かつ付加価値の高いインテグレーション能力を維持・向上させることも念頭に置いている。

製造・物流業界に加え、これまで自動化が困難とされてきた業界・新分野へのソリューション展開も目指す。

(藤原秀行)

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