ロジスティードなど、ロボット荷役の導入促進へ段ボールケース強度評価実験の検討開始

ロジスティードなど、ロボット荷役の導入促進へ段ボールケース強度評価実験の検討開始

民間主導の協議会、破損率低減や投資効果に見合う稼働速度達成図る

ロジスティードは11月10日、同社などが参加している「ロボット革命・産業IoT イニシアティブ協議会」(RRI)のロボット利活用推進ワーキンググループが設立したサブワーキンググループで、段ボールケースの天面強度評価に関する実証実験の検討を開始したと発表した。

RRIは2015年2月に政府の日本経済再生本部が取りまとめた「ロボット新戦略」に基づき、民間主導で発足した組織。「世界のロボット・イノベーション拠点としての日本‐ロボット創出力の抜本的強化」「世界一のロボット利活用社会」「IoT時代の到来を見据えたロボット新時代への世界の中でのイニシアティブの発揮」の実現を目標に掲げている。



実証実験はロボット荷役に耐え得る段ボールケースの強度評価方法を検討し、段ボールケースの重量とロボット荷役中の段ボールケースの天面(上面)はがれの関連性を突き止めることを目指す。

ロボット荷役中の段ボールケースの破損率低減と、投資効果に見合うロボットの稼働速度の達成を目指す。

参加企業一覧

リーダー ロジスティード
サブリーダー NX総合研究所
メンバー IHI、IHI物流産業システム、アサヒ飲料、イオン、イオングローバルSCM、花王、岐阜プラスチック工業、キリンビバレッジ、サントリーホールディングス、日本トーカンパッケージ、三菱重工業、Mujin Japan、レンゴー
オブザーバー フレームワークス、経済産業省 商務・サービスグループ 物流企画室、経済産業省 製造産業局 産業機械課 ロボット政策室

(藤原秀行)

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