労働実態の正確な把握後押し
フレクトは11月11日、クラウドベースでトラックなどの配送業務を最適化するサービス「Cariot(キャリオット)」に関し、車両が待機・滞留している場所や時間を確認できる「駐車イベントマップ機能」を追加したと発表した。
新機能は事前登録が不要で自動的にデータを取得し、待機や滞留の発生場所や程度を可視化する。同社はドライバーの労働実態を正確につかめるため、待機時間解消に役立てられると見込む。
10月に始めた配送業務や営業活動での訪問記録を自動登録する「訪問自動記録機能」で採用している、滞在の状態を自動判定するロジックを活用。3分以上の停止などを正確にチェックできるようにしている。
Cariotは2016年4月にサービスを開始、200社以上の企業が導入している。
(藤原秀行)