他センターへの横展開スピード化
PALTACは7月26日に開示した2019年度第1四半期(4~6月)決算説明資料で、物流改革の取り組みに言及した。
この中で、「生産性向上への取り組みを継続」と表明。流通全体の課題となっている人手不足への対応を強化する方針を明記した。新物流モデル確立として、既に進めている先進物流センター「RDC埼玉」を今年11月に稼働させる方針をあらためて表明、運用ノウハウを向上させると強調した。
併せて、「センター内作業の成功体験横展開をスピード化」も打ち出しており、具体例として「RDC堺」でばらピッキングの生産性が今年6月は従来比16%向上したと説明。他のセンターにも取り組みを広げていくことを打ち出した。
その上で、営業改革とも連動させ、「サプライチェーン全体を視野に持続的効果を追求する」と表明している。
先日売却を発表した「RDC東京」に関しては「RDC埼玉新設に伴い関東エリア全体を視野に出荷拠点を見直した結果」と説明した。
(藤原秀行)
※ロゴマークは会社資料より引用