日本GLP傘下に収めた米アレス、グループの物流施設ブランドを「Marq Logistics」に統一

日本GLP傘下に収めた米アレス、グループの物流施設ブランドを「Marq Logistics」に統一

既存物件は来夏めどに変更、新規は順次採用

米投資会社大手のアレス・マネジメントは12月1日、傘下に収めた日本GLPなどを含めてグループで手掛けている物流施設の新たなブランドとして「Marq Logistics」(マークロジスティクス)を立ち上げると発表した。

北米・欧州でアレスグループのアレス・インダストリアル・マネジメントが展開している物流不動産事業と、中国以外の地域で展開しているGLPグループのグローバルな物流不動産事業を統合。成長の持続を図る。

Marqはアレスのグローバルな物流不動産事業として北米、欧州、アジア太平洋地域で約2000の先進的物流施設(総延床面積1700万坪超)を所有・運営する。

グローバルに展開する物流不動産事業のブランドを統一し、世界中の顧客にアピールしていく考えだ。


新ブランドのロゴ(アレス・マネジメント提供)

「Marq」は「高品質の証(A Mark of Quality)」と「物流業界を代表する施設(Marquee Property)」という意味を表しているという。

既存物件は2026年夏ごろをめどにブランドの名称を変更する予定。それまでに竣工する新規物件は先行して「Marq」のブランドを冠する。ただ、千葉県流山市などで展開してきたALFALINKは今後も大規模多機能型物流施設としてブランド展開を継続する。

(藤原秀行)

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