ブルーイノベーション、台湾のドローンメーカーと連携しアジア市場で事業展開本格化へ

ブルーイノベーション、台湾のドローンメーカーと連携しアジア市場で事業展開本格化へ

ブランドライセンス契約締結、物流など想定

ブルーイノベーションは12月3日、台湾のドローンメーカーAeroprobing(エアロプロビング)とブランドライセンス契約を正式に締結したと発表した。2026年1月にアジア市場で物流などのドローン事業を本格的に展開する。

7月1日に発表した覚書(MOU)に基づく正式合意で、両社の協業が構想段階から実行フェーズへ移行する。


(ブルーイノベーション提供)

両社は2019年、ソフトウエア開発計画を結び、協力関係をスタート。試作機開発や技術検証など複数の共同プロジェクトを展開しており、より関係を緊密にすることにした。

エアロプロビングはAI技術とドローンのハードウェア開発に強みを持ち、東南アジアを中心に建設・農業・物流分野で豊富な実績を重ねている。22年には日本法人を設立し、製品開発から販売・サポートまでを一貫して提供する体制を整えるなど、日本市場への展開も積極的に進めている。

ブルーイノベーションはエアロプロビングの力を借り、アジア市場における新たな価値創出に向けた協力体制を構築。製品展開の幅を広げるとともに、地域ごとのニーズに応じた最適なソリューションの提供を目指す。

(藤原秀行)

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