自社で製作、リアルな危険性体験の提供可能に
ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は1月13日、同社のVR(仮想現実)学習システム「mcframe MOTION VR-learning」をJR貨物が安全教育に採用したと発表した。
現場動画を活用した安全教育用VR教材を取り入れ、約2カ月に1本のペースで教材を制作、全国の貨物駅管理者に公開している。未経験の現場業務に対する理解を深め、能動的に学べるよう工夫している。
B-EN-Gは駅管理者への継続的な教育を実施できるようサポートし、教育対象者の拡大と現場のニーズに応じた教材の内製化につなげ、安全教育の充実による全社員の安全意識向上を進めていく考え。
JR貨物では安全教育の学習成果と管理に関し、「従来の集合研修や動画視聴では、実際の場面におけるリアルな危険性を理解しにくかった」「実際には経験することがまれな現場状況を体で理解することが難しかった」といった課題を抱えていた。
相した状況を打開するため、現場の360度映像を用いた教材を自社で制作・配信できるB-EN-GのVR-learningを選定した。
360度カメラで撮影した実際の作業環境を教材化することで、静的な集合研修や動画では得られなかった“現場の危険性”をリアルに体感できる上、自社で教材を増やせるため、実際には経験しない作業やまれなシーンも柔軟に教材化できることなどがメリットになっているという。
さらに、動画に設問を組み合わせることで、未経験業務を疑似体験しながら自ら考え判断する「能動的な学習」を促せるとみている。PCなどへの配信により、受講者の都合に合わせた学習が可能と想定している。
(藤原秀行)











