育成体制強化、派遣社員向け研修も
製造業向け派遣事業などを展開している日研トータルソーシング(東京都大田区西蒲田)は2月27日、現場の人材不足に対応するため、2月2日にフォークリフト(1t以上)運転資格の取得を目的とした研修施設「関東フォークリフト技能センター」を茨城県つくば市に開設したと発表した。

製造現場の物流工程では、自動倉庫やAGV(無人搬送車)、搬送ロボットなどによる自動化・効率化が進む一方、工場規模や作業特性の制約から自動化が難しい工程も多く、フォークリフト需要は引き続き高い水準で推移。フォークリフト運転者の安定的な人材確保が喫緊の課題になっている。
そのため、現場で即戦力となるフォークリフト運転者の育成体制強化に向け、新センター開設に踏み切った。
茨城県の登録機関の認定を受け、一般の受講者向けに複数コースの技能講習を提供するとともに、同社の派遣社員に対しては、フォークリフト運転資格の取得に加え、就業先業務に即した実践的な乗車訓練やブラッシュアップ研修を含む独自の研修カリキュラムを実施する。
フォークリフト運転技能講習で定められている講習内容に基づき、走行や荷役に関する装置の構造と取り扱い方法、運転に必要な力学、関係法令などに関する知識を学ぶ座学での講習と、座って操作するカウンター式フォークリフトによる基本的な走行操作からフォークの差し込みや荷物の積み降ろし、配置などの荷役操作、爪の操作や重心移動の理解、安全確認などの実技講習を実施する。

同社派遣社員には、フォークリフト運転技能講習に加え、就業先に応じた実践的な技術習得を目的に、2日間にわたり実技研修を行う。
現場で使用されることが多い、立って操作するリーチ式フォークリフトを使用した走行操作や荷役操作(フォークの抜き差し、荷物の積み降ろし、配置など)、安全確認などの研修を通じて即戦力となる技術の強化を図る。

(藤原秀行)※いずれも日研トータルソーシング提供











