九州で2件目、6.6万㎡
ESRは3月2日、佐賀県基山町で新たなマルチテナント型物流施設「ESR基山町ディストリビューションセンター」(基山町DC)が竣工したと発表した。
長崎自動車道と県道3号線沿いに位置し、ESRとしては佐賀県初、九州地方では2件目の案件。
福岡都心部・福岡空港・博多港まで車で30分圏内にあり、陸路、空路、海路の輸送インフラを活用できると見込む。
基山町DCは耐震構造の地上4階建て、延床面積は6万5998㎡(1万9965坪)。総投資額は約170億円で、着工ベースで同社の案件としては全国39件目。
長崎自動車道の鳥栖ICから約5.8km(車で約13分)。九州全域をカバーできる立地と見込む。


1~4階まで、フロアを4テナント、最大8テナントまで分割可能な設計を採用している。倉庫は16基の荷物用エレベーターを備え、1階と3階に片側車路方式のトラックバースを取り入れている。
1~2階、3~4階はそれぞれメゾネット仕様。床荷重の基本スペックは、1階が2.5t/㎡・梁下有効高5.6m、2~4階までが1.5t/㎡・梁下有効高5.6m。柱ピッチは間口11m×奥行10.5m。
2階に人用空調区画、4階に半導体の管理に適した空調対応区画を設け、働きやすい環境の整備に努めている。
駐車場エリアには、需要が高まっているスプレー、香水、リチウムイオン電池などを保管する危険物倉庫の増設も可能にしている。
自家消費型太陽光発電所の設置を進めており、テナントへ電力を供給する予定。全館LED照明、トイレ・喫煙室+廊下・EVホールの人感センサーによる照明点滅など環境配慮型照明システムを導入。外壁には断熱性の高いサンドイッチパネルを設け、ヒートポンプ式空調・節水器具など省エネルギーの設備機器を導入している。
CASBEE Aランク、BELS6スター、ZEB 3Ready の各認証を取得する予定。
1階と3階にそれぞれ約200㎡の従業員向けフリーWi-Fi完備の共有ラウンジを設置している。建物エントランスのスロープや館内のバリアフリー設備、優先駐車場の確保など、車いすユーザーや障害がある人も安心して使えるようにしている。
スロープ下にはドライバー専用の休憩室、トイレも完備し、トラック待機場も十分確保している。
BCP対策として非常用自家発電機や防災センター機能を整備。24時間運転可能な非常用自家発電機(260kVA)を設置しており、停電時や災害時にも荷物用エレベーター、電動シャッター、トイレ、倉庫照明、テナント事務室の照明・コンセントの一部などの施設機能を維持できると見込む。
| 所在地 | 佐賀県三養基郡基山町大字長野宇三川上38番1 他 19筆 |
| 敷地面積 | 35,106.55 ㎡(10,620 坪) |
| 延床面積 | 65,998.37 ㎡(19,965 坪) |
| 構造 | 地上 4 階建て / 鉄骨造 耐震構造 |
| 都市計画地域 | 市街化調整区域(地区計画) |
| 着工 | 2024 年 12 月 13 日 |
| 竣工 | 2026 年 2 月 27 日 |
| 設計・施工 | 株式会社塩浜工業 |
| アクセス | 【車】長崎自動車道「鳥栖 IC」より 5.8km / 大分自動車道「小郡 IC」より 7.2km 【電車】JR 鹿児島本線「弥生が丘駅」より 1.6km / 「基山駅」より 2.5km |
| 主要拠点距離 | 福岡中心部へ 30km / 福岡空港へ 28km / 博多港へ 31km |
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用











