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ダイフク、旋回半径1mに抑えたフォークリフト型AMR「SOTR-F」を開発

ダイフク、旋回半径1mに抑えたフォークリフト型AMR「SOTR-F」を開発

パレットなどの間で移載可能、工程間搬送の自動化見込む

ダイフクは3月2日、工場や物流センター向けに旋回半径を1mに抑えて小回りを重視したフォークリフト型AMR(自律移動型ロボット)「SOTR-F」を開発したと発表した。

床や荷受け台、コンベヤーとの間でパレットを移載できるのが特徴。有人フォークリフトなどで行っていた工程間搬送を自動化することで、省人化や作業効率の大幅な向上につなげられると見込む。



同社は旋回半径について、業界最小と強調している。

センサーによる障害物検知や衝突防止機能で作業中の事故リスクを低減。ヒューマンエラーを解消できるなどのメリットもあると見込む。

車体の外側に張り出した支持脚で荷重を分散し安定性を高める「アウトリガー構造」を取り入れ、車体サイズをコンパクトにしたほか、スピンターン機能も取り入れ、旋回半径1mを達成。限られたスペースでも運用できるようにしている。

パレットは形状を問わず片面・両面いずれも対応可能で、床への直置きに加え、コンベヤー上や荷受け台への移載も担える。定格荷重は1tで、1100~1300mmサイズのパレットに対応可能。


自動倉庫の入出庫コンベヤーにもパレットを移載可能

また、高性能レーダーなどを生かして自己位置の推定と周囲の環境地図作成を同時に行えるSLAM制御による自律走行を採用し、運用負担の軽減を図っている。磁気ガイドや2次元バーコードによる外部誘導が不要で、構内に新たな誘導装置を設ける必要もないため、導入のハードルが低いと見込む。



現場のレイアウト変更やマテハンの増設に加え、SOTR-Fの増車にも柔軟に対応することが可能と想定している。

本体の高さは、見通しの良い1300mmに抑え、作業者の視界を確保し、安全性向上に努めている。

自動充電機能によって24時間無人運転も可能にしているす。作業量の季節変動が大きい現場では、夜間はSOTR-Fを稼働させて、昼間は有人のフォークリフトを併用するといった柔軟な運用も可能。


SOTR-Fと自動倉庫を組み合わせたソリューションイメージ


パレット搬送・仕分けシステム「SOTR-L」


ケース搬送・仕分けシステム「SOTR-M」



(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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