30年代初頭の輸入開始目指す
商船三井、大林組、川崎重工業、千代田化工建設の4社は3月5日、再生可能エネルギー由来の電力を使い生成した「グリーン水素」をニュージーランドから調達するためのコンソーシアム(任意団体)「日本ニュージーランド水素コリドー」を同日付で設立したと発表した。
2026年度に必要な設備などの検討を始め、30年代初頭の輸入開始を目指す。ニュージーランドに製造設備を導入することも念頭に置いている。
ニュージーランドは、グリーン水素製造に必要な地熱発電や水力発電などの豊富な再生可能エネルギーを有し、政府が水素産業育成に注力する方針を打ち出すなど、将来はアジア太平洋地域で有力なグリーン水素製造・供給拠点になることが見込まれている。
ニュージーランドは日本と良好な外交、通商関係を有しており、安定的にグリーン水素を輸入できると想定。4社でコンソーシアムを組み、発電などの領域で今後グリーン水素の需要がさらに伸びると見込まれることに対応する。

東京都内の東京商工会議所で3月5日に開催した設立総会の様子。ニュージーランド・ハイドロジェン・カウンシル Linda Wrightチーフエグゼクティブ(画面左上)、日本ニュージーランド経済委員会 Ian Kennedy委員長(画面右上)、在ニュージーランド日本国大使館 大澤 誠大使(画面左下)、日本ニュージーランド経済委員会 市川 晃委員長(左端)、ニュージーランド大使館 Gareth Pidgeon公使(中央)、水素バリューチェーン推進協議会 福島 洋事務局長(右端)
「日本ニュージーランド水素コリドー」参画企業一覧(敬称略)
| 会長 | 安藤 賢一(株式会社大林組 専務執行役員 グリーンエネルギー本部長) |
| 副会長 | 西村 元彦(川崎重工業株式会社 専務執行役員 エネルギーソリューション&マリンカンパニープレジデント) |
| 副会長 | 鍬田 博文(株式会社商船三井 副社長執行役員 チーフオペレーティングオフィサー) |
| 理事 | 伊藤 利之(千代田化工建設株式会社 執行役員 フロンティアビジネス本部長) |
(藤原秀行)※4社提供












