自社貨物積み付けなど展開、インド・デリー向け輸出入も開始
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は3月30日、タイの現地法人のNXタイロジスティクスが、同国のドンムアン空港拠点で物流体制を強化したと発表した。
ドンムアン空港はタイ政府が推進するタイ東部経済回廊(EEC、Eastern Economic Corridor)の開発が進む中、スワンナプーム空港と並ぶ空の玄関口として、一層の発展が見込まれている。貨物ターミナルの混雑が比較的少なく、貨物の引き渡し・引き取りを円滑に進められるため、ハイスピードな輸送とオペレーションが可能という。
物流体制強化として、輸出入に関わる業務をドンムアン空港拠点で完結できる体制を整備し、需要変動への対応力をアップさせた。
深夜に到着した貨物を翌日午前中までにバンコク近郊の都市へ配送する運用が可能になり、従来よりもリードタイムの短縮に貢献できると想定。加えて、混雑などに起因する遅延リスクを抑え、より安定した輸送計画の実現を支援できると見込む。
並行して、ドンムアン空港を主要ハブとする航空会社やターミナル会社と連携を強化し、専属スタッフが貨物ターミナルへ直接アクセスし、自社で航空機への貨物積み付け(ビルドアップ)を行う「ビルドアップサービス」を開始した。
輸出貨物の積み付け作業や立ち会いなどを一貫して現場で対応できるようになり、オペレーションの精度向上と作業品質の安定化につなげられるとみている。
さらに、日本・東アジア(中国、韓国)発着に加え、今後も旺盛な需要が見込まれるインド・デリー向けの輸出入サービスを拡充した。タイ国内外の製造・流通拠点との連携を一層強化し、顧客が抱えるサプライチェーンの課題解決に貢献することを目指す。

ドンムアン空港拠点で自社ビルドアップサービスを行う様子(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)












