賃貸面積3・7万平方メートル、Rapyuta Robotics開発中のシステムなど紹介
ESRは8月21日、千葉県野田市で開発してきた物流施設「ESR野田ディストリビューションセンター(DC)」が7月末に完成したと発表した。併せて、9月4、5の両日に荷主企業や物流事業者向けとして、内覧会とRapyuta Roboticsが開発中の物流ロボットシステム(AMR)と最先端のクラウドロボティクス・プラットフォームを紹介するロボットセミナーを同時に現地で開催する。
「野田DC」は地上4階建て、賃貸面積は3万7330平方メートル。最小賃貸面積として約2000坪(約6600平方メートル)から対応可能で、最大5テナントが利用できるよう設計している。1階には24台分のトラックバースを導入している。全国17件目、千葉県内では7件目となる。
国道16号から100メートル、常磐道の柏ICから14・2キロメートル、東北道の岩槻ICから16・5キロメートル。首都圏をはじめ北日本全域への配送拠点として活用できると見込む。
内覧会とロボットセミナーは両日とも午前11時、午後2時の2回開催。参加希望者は8月30日までにメールで申し込む。件名は「ESR野田DC内覧会出席」とし、社名や氏名(代表者)、参加人数、希望日時、交通手段(車の場合は台数も)を連絡する。アドレスはlease★jp.esr.com(送信時は★をアットマークに変更)。問い合わせはESRの草間氏(電話代表03・4578・7121)まで。
「ESR野田DC」の外観(同社提供)
(藤原秀行)