全館空調設備導入、半導体など温度管理ニーズに対応
日本GLPは10月2日、熊本県菊池市で物流施設「Marq熊本菊池」が竣工したと発表した。セイノースーパーエクスプレスが1棟借りすることを決めている。
地上2階建てのボックス型で、延床面積は1万8119㎡。

(プレスリリースより引用)
セイノースーパーエクスプレスは新施設を温度管理が必要な製品を中心としたロジスティクス拠点として活用する予定。
2層使いとすることで効率的な荷物の搬出入作業を可能にし、1階には片面バース、庫内に垂直搬送機と荷物用エレベーターを設置し、入居企業の効率的な物流オペレーションをサポートする。
熊本県は半導体関連産業などが多く進出していることを踏まえ、庫内には全館空調設備も取り入れ、精密機器関連など温度管理が必要なニーズに対応。従業員用の休憩スペースや豊富な駐車スペースを整備し、働きやすさの確保に努めている。
日本GLPは九州地域でこれまでに9棟の物流施設を開発・運営。今後、福岡県では「Marq福岡ICプロジェクト」も順次竣工する予定で、九州地域でMarqブランドとして開発・運営する物流施設の延床面積は、今回の案件を合わせて約40万㎡に達する見込み。
新施設はJASMなどの半導体関連工場まで10分圏内に位置し、新設される自動車専用道路大津熊本道路の大津西IC(仮称)から約2.8km。国道325号線沿いに位置し、熊本空港から約12km、九州縦貫自動車道の熊本ICから約15kmで、九州全域をカバーする広域配送の拠点として優れた立地条件とみている。
災害への備えは、自立型インフラとして井戸水を利用。また、雨水処理用に浸透側溝を設置し、豪雨時の流水が急激に溢れるのを防ぐだけでなく、地下水脈をリチャージするための涵養システムとしても活用できるようにしている。
省エネ策としては、高断熱型の外壁パネルと屋根を採用。快適な庫内環境を維持し、空調負荷の低減に寄与できるようにしている。また、LED 照明や人感センサー付き照明を採用している上、EV(電気自動車)充電器の導入で入居企業の電動化をサポートしている。
環境認証はCASBEE Aランク、BELS6stars、ZEB Ready認証を取得済み。
■ 施設概要
施 設 名:「Marq 熊本菊池」
所 在 地:熊本県菊池市旭志川辺字下蛙石 900-1 外
敷 地 面 積:18,972.70 ㎡
延 床 面 積:18,119.86 ㎡
構 造:地上 2 階建て、BOX 型、耐震 S 造
着 工:2025 年 7 月
竣 工:2026 年 9 月末
認 証 取 得:CASBEE A ランク、BELS6stars、ZEB Ready 認証取得
設 計 ・ 施 工:松尾組・大高建設特定建設工事共同企業体
(藤原秀行)











