台風19号の影響、宅配や路線便の集配遅延・見合わせ続く
※朝配信した記事の内容を一部差し換えました
国土交通省が10月14日午後1時時点でまとめたところによると、台風19号の影響で、福島県の営業倉庫1棟が浸水などの被害を受けている。現在、詳細を確認中。他にもトラック運送の2事業者で営業所などが浸水したという。今後、被害を受けた営業倉庫はさらに増える可能性がある。
ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便、福山通運の宅配主要4事業者による集配遅延・見合わせなどは全国的に続いているほか、西濃運輸と第一貨物の路線便2社も依然広い範囲で荷物の集配遅延や見合わせを強いられている。
同13日は茨城県のトラック協会が自治体からの要請を受け、境町と常陸太田市、水戸市、常総市の各役場・市役所に飲料水やパン、毛布、缶入りパンを輸送したほか、長野県トラック協会も同県の飯山公民館におにぎりと飲料水を届けた。いずれも災害時の輸送協定に基づいて実施した。14日は新潟県トラック協会が同県向けに毛布や消毒液、食料を配送した。
高速道路は14日午前10時現在、上信越道や中央道、圏央道など7路線8区間で法面崩落などのために通行止めか事前通行規制が続いている。
(藤原秀行)