日本通運、岩手・北上で2500平方メートルの新倉庫完成

日本通運、岩手・北上で2500平方メートルの新倉庫完成

定温運用可能、半導体産業のニーズ獲得目指す

日本通運は10月15日、岩手県北上市で新たな拠点「北上3号倉庫」が完成したと発表した。

平屋建てで延べ床面積は2458平方メートル、ひさし部分は365平方メートル。床面は1平方メートル当たり5トンの耐荷重を実現しており、重量品の保管にも対応する。東北道の北上江釣子ICから4キロメートル弱と北東北エリアを広くカバーできる見込み。

 
 

同社は現行の中長期経営計画で、半導体産業を重要産業の1つに位置付けている。北上地域は半導体関連産業が集積しているため、空調設備を完備し、定温運用が可能な新拠点をフルに活用して、同産業の物流ニーズを着実にとらえていきたい考え。


「北上3号倉庫」の外観(日本通運プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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