日鉄エンジ、名古屋のJR東海物流向け倉庫が完成

日鉄エンジ、名古屋のJR東海物流向け倉庫が完成

1万平方メートル、独自部材導入など耐震性能向上に腐心

日鉄エンジニアリングは11月14日、JR東海傘下のJR東海物流から受注し、名古屋市内で建設を進めていた物流施設が完成、引き渡したと発表した。

地上2階建て、延べ床面積は約1万470平方メートル。日鉄エンジが設計・施工をセットで請け負った。躯体数量低減によるコスト抑制や耐震性能向上、工期短縮を可能にした同社独自技術「NSスタンロジ」を採用。

さらに、地震時に生じるエネルギーの吸収能力が高いオリジナルの耐震部材「アンボンドブレース」を14本取り入れるなど、耐震性能向上に腐心している。

併せて、高床バースと低床バースをそれぞれ確保し、狭隘な敷地でも多様な形状や重量の荷物を取り扱うことができる高機能の倉庫建築を果たしている。

日鉄エンジは物流施設分野で累計受注実績が約270万平方メートルに上っている。


新倉庫の外観(日鉄エンジニアリングプレスリリースより引用)
(藤原秀行)

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