大和ハウス、全国の物流施設で地域共生活動を開始

大和ハウス、全国の物流施設で地域共生活動を開始

第1弾は千葉・流山で防災イベント開催

大和ハウス工業とグループで施設管理などを担う大和ハウスプロパティマネジメントは5月20日、大和ハウスが開発した「DPL」ブランドの物流施設で、地域共生活動「DPL地域つながるプロジェクト」を開始したと発表した。

両社は地震や豪雨などの災害発生時に地域住民の安全・安心を守るため、「DPL」ブランドの物流施設が位置する一部の自治体(5月19日時点で18)と協定を締結し、住民の一時避難場所などとして活用してきたほか、地域住民に開かれた施設とするため、カフェテリアの開放や集会所・遊具広場の設置、イベントの開催などを手掛けてきた。

 
 

さらに本格的に地域共生活動を実施するため、プロジェクトの第1弾として5月17日に大和ハウス最大の物流施設「DPL流山Ⅳ」(千葉県流山市)で防災イベント「ソナエル防災in流山」を開催した。

当日は「DPL流山Ⅳ」周辺の住民約50人が参加。集中豪雨や台風などの発生を想定した車両での避難体験や、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)技術を使用した防災体験などを実施。災害発生時の「DPL流山Ⅳ」の活用方法を説明した。

今後は防災イベントのほか、フェスタやスポーツイベント、施設見学会、職場体験などを展開していく計画。


プロジェクトのロゴマーク

■今後の「DPL地域つながるプロジェクト」主な予定
・2025年5月31日 マルシェ「FUKAGAWA MARCHE」開催(DPL江東深川)
・2025年7月 COCOLAN(※5)(ミニ胡蝶蘭)鉢植え体験(DPL久喜宮代)
・2025年8月 ロジフェス江東深川「4thアニバーサリーフェス」(DPL江東深川)
・2025年9月 「モルック(※6)・ロジフェスカップ」(DPL久喜宮代)
・2025年12月 クリスマスイベント(DPL流山Ⅳ、DPL江東深川、DPL久喜宮代ほか) 
・2026年2月 マルシェ開催(DPL流山Ⅳ、DPL江東深川、DPL久喜宮代ほか) 


「DPL流山Ⅳ」のイベントの様子(いずれも大和ハウス工業提供)

 
 

(藤原秀行)

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