セブン&アイとアスクル、ネット通販の生鮮宅配を11月末で終了

セブン&アイとアスクル、ネット通販の生鮮宅配を11月末で終了

東京2区の展開にとどまる

セブン&アイ・ホールディングス(HD)とアスクルはこのほど、2017年11月にスタートしたインターネット通販の生鮮品宅配サービス「IYフレッシュ」を11月30日で終了すると発表した。

アスクルの消費者向け通販サイト「LOHACO(ロハコ)」内で、野菜や肉、冷凍食品など約5000種類の商品を紹介。受け取りは1時間単位で指定可能。東京の新宿、文京の両区でサービスを始め、順次23区内へサービスエリアを広げたい考えだったが、果たせなかった。

関連記事:アスクル、「LOHACO」の1時間単位で指定可能な受け取りサービス対象エリアを大阪で拡大

注文の受け付けは11月28日の午後11時、配送は同30日の午後10時で終える。今後はセブン&アイとアスクルがそれぞれ展開しているECサイトを通じ、生鮮食品などを提供。両社は引き続き業務提携関係を維持する見込み。


「IYフレッシュ」のウェブサイトに表示されたメッセージ

(藤原秀行)

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