仏企業とパートナーシップ締結で合意、自動車産業などの利用獲得目指す
ロボット開発のDoog(茨城県つくば市)は12月10日、欧州で追従型運搬ロボット「THOUZER(サウザー)」を販売すると発表した。
フランスのロボット関連企業AIOとパートナーシップの締結で合意。市場調査など販売の準備を進めている。「インダストリー4・0」の動きが広がる欧州で、先進的なロボットを投入、ニーズの掘り起こしを目指す。AIOが強みを持つ自動車産業での利用獲得を目指している。
Doogは現在、海外のパートナー企業を通じて香港、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、台湾で既に販売しており、海外展開を拡大する。同社のシンガポール現地法人が今年11月にスペイン・バルセロナで開かれた国際展示会に出展した。
スペイン・バルセロナの国際展示会の模様(Doog提供)
(藤原秀行)