CBRE、東京倉庫の初の自社物流施設開発を全面的に支援

CBRE、東京倉庫の初の自社物流施設開発を全面的に支援

千葉・習志野で今年1月完成、日本通運が1棟借り

シービーアールイー(CBRE)は12月13日、東京都競馬グループで倉庫賃貸事業を展開している東京倉庫が初めて自社で手掛けたマルチテナント型物流施設の開発を全面的に支援、無事完了したと発表した。

施設は千葉県習志野市に位置し、地上4階建て、延べ床面積は約1万1600坪(3万8300平方メートル)。今年1月に完成し、日本通運が1棟借りしている。

CBREは2017年2月、物流施設開発のアドバイザリー業務とコンストラクションマネジメントを受託。既に周辺で存在していた競合の物流施設が持つ設備の内容や賃料を考慮しながら、品質とコスト、グレードのバランス最適化を図り、当初予定通りの19年4月に稼働をスタートすることができた。

今回のプロジェクトを担当したCBREアドバイザリー&トランザクションサービス インダストリアル営業本部 首都圏営業部の小出祐也氏は「過去の開発案件から、1 棟貸しとマルチテナント型の双方に対応できる施設の在り方も熟知していたため、クライアントの意向を伺いながら、さらに柔軟性の高い選択肢として、複数の面積帯に対応可能なフロア構成案を提案し、クライアントのビジネス戦略に沿った最適なソリューションを提供することができた」と話している。


東京倉庫の物流施設(CBRE提供)

(藤原秀行)

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