千葉・市川の3温度帯センター、SBSゼンツウが1棟借り
埼玉を地盤とする大栄不動産(東京)は9月18日、三菱商事都市開発から物流施設「MCUD市川Ⅱ」(千葉県市川市、延べ床面積5124平方メートル)を8月末に取得したと発表した。
現在はSBSゼンツウが1棟借りし、3温度帯対応の食品物流センターとして展開している。
大栄不動産は昨年11月にも、神奈川県平塚市で伊藤忠食品向けのBTS型施設を取得している。今後も好立地でテナントの継続した利用が見込める物流施設への投資を検討、新たな成長につなげたい考え。
市川の施設の取得額は非開示だが、関係筋によれば10億円超とみられる。
(藤原秀行)
三菱商事都市開発から取得した「MCUD市川Ⅱ」(大栄不動産提供)