内航船省エネ格付けで最高評価を獲得
商船三井は9月28日、建造を進めているLNG燃料タグボートの命名・進水式を行ったと発表した。
同船は「いしん」と命名され、2019年4月より大阪湾で初のLNG燃料タグとして就航する。
国土交通省の「内航船省エネルギー格付け制度」でA重油使用時と比べ二酸化炭素(CO2)排出量を約25%削減、最高ランクの4つ星を獲得した。
環境性能のほか、国内のLNG燃料船としては初めて着脱可能な燃料タンクを船尾側暴露甲板上に設置し、燃料供給時および整備点検時の利便性を高めた点などが特徴。
完成後は商船三井グループの日本栄船が運航し、大阪ガスから燃料供給を受ける予定。
また商船三井、大阪ガスは堺泉北港に大阪湾で初となる船舶向けのLNG燃料供給体制を整備する。
(鳥羽俊一)
※画像は商船三井WEBサイトより