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「パレット化や標準化、今ならできる」

「パレット化や標準化、今ならできる」

物流連・渡邉会長が賀詞交歓会で推進へ決意表明

日本物流団体連合会(物流連)の渡邉健二会長(日本通運会長)は1月27日、東京都内で開催した新年賀詞交歓会であいさつし、物流の効率化に向け、長年課題となっているパレットの活用や輸送機器などの標準化推進へあらためて強い決意を表明。来場した物流業界関係者ら200人以上に協力を呼び掛けた。


あいさつする渡邉会長

渡邉会長は2020年に業界全体で取り組むべきテーマとして「人手不足解消、さらにいえばトラックの積載率向上といった意味でも生産性向上をいかに進めていくかが非常に大きな課題だろうと思っている」と説明。共同物流を広めて現状4割程度とみられる積載率を5割程度まで改善することなどが重要と指摘した。

また、「物流はどこかで渋滞するたびに(トラックドライバーらが家に)帰れないということになる。間違いなくどこかの倉庫や工場で“手積み手卸し”が入ると、大きな倉庫でもなければあっという間に止まってしまう。それがずっと尾を引いて2時間、3時間の手待ち時間が発生する。物をうまく動かすには規格化しかない」と解説。

手作業をはじめとする非効率解消のため、各社共有のパレット普及、輸送機器・容器や各種データ仕様などの標準化の意義を強調し、「このチャンスに何とか規格化を進めていきたい。そのコストは消費者の皆さまを含めてステークホルダー全員がシェアすることが必要と考えている。今ならできる」と協力を訴えた。

(藤原秀行)

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