「オートストア」や「EVE」、無人フォークリフトなど実演
日本通運は2月12日、東京・江東区新砂の同社倉庫施設内に、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)といった最先端技術を活用した物流機器を集めたショールーム型物流施設「NEX-Auto Logistics Facility」を開設すると発表した。延べ床面積は2998平方メートルで、今年6月に稼働開始の予定。
物流センター内の作業工程を細分化し、それぞれに最先端機器を導入。アパレル関連の商品を実際に取り扱い、入庫から保管・ピッキング・梱包・出庫に至るまでの一連の流れで、物流機器が作動している様子を来場者に見学してもらう。顧客ごとに最適のソリューションを創出できるようにするのが狙いだ。
導入するのはロボット倉庫システム「AutoStore(オートストア)」や中国系ロボットメーカー、ギークプラスの自動搬送ロボット「EVE」、三菱ロジスネクストの無人フォークリフト「RACK FORK AUTO」など。RFIDタグを活用した検品作業の効率化システム「RFIDトンネルゲート」なども取り入れる予定。他にも、日通社内向けの訓練設備なども開設させる計画だ。
物流施設の完成イメージ(日本通運プレスリリースより引用)
(藤原秀行)