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【動画】国内初、茨城・つくばで住宅地上空飛ぶドローン物流の実証実験

【動画】国内初、茨城・つくばで住宅地上空飛ぶドローン物流の実証実験

トルビズオンなど参加、都市部での実用化目指す

ドローン(無人飛行機)の安全飛行支援を手掛けるスタートアップ企業のトルビズオンなどは2月20日、茨城県つくば市で、国内で初めて住宅地上空を飛ぶドローン配送実用化のプロジェクトに関する実証実験を行った。

スーパーで購入したと想定したおにぎりや果物などを積んだドローンが同市の研究学園地区にある公園を飛び立ち、上空約50メートルを通りながら約700メートル先にある別の公園へ移動。同市の五十嵐立青市長らが待ち構える中、無事着陸し、品物を届けた。

実験は同市が展開している「つくばSociety5.0社会実装トライアル支援事業」で採択されたプロジェクト「スマートシティに向けた、ドローン配送の社会実装」として実施。同社のほか、損害保険ジャパン日本興亜、SOMPOリスクマネジメント、茨城県など北関東を地盤とする食品スーパーのカスミ、大和ハウス工業傘下で不動産管理を担う大和ライフネクスト、NTTドコモも参加した。

今回は操縦者らから目の届く「目視内飛行」で実施。ドローンに携帯電話を積み込み、通信回線を利用してドローンの現在地を把握するなどデータを取得、事前に想定したルートに沿って飛行した。

私有地の上空をドローンが通過する際は土地所有者の承諾を得る必要がある。また、航空法に基づき、「人口集中地区」の上空を飛ばすには事前に国土交通大臣の許可を取ることが義務付けられている。今回の実験でも事前に飛行ルート周辺の住民から許可を得るなど準備を進めた。

トルビズオンはドローンの空中使用権を取引する専用ウェブサイト「sora:share(ソラシェア)」を展開、ドローンが安全に飛行できる経路の確保をサポートしている。同サイト運営を通じて得たノウハウを、都市部上空のドローン飛行にも生かし、将来の都市部におけるドローン物流実現に貢献していきたい考えだ。


実験に用いたドローン


住宅地を飛ぶドローン

(藤原秀行)

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