アルコール消毒液の利用呼び掛け、救護室設置や看護師常駐も
3月25~27日に千葉市の幕張メッセで開催を予定しているドローン(無人飛行機)の国際展示会「ジャパンドローン2020」の事務局はこのほど、当初予定通り実施することをあらためて発表した。
同時に、新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大している状況を踏まえ、展示会場入り口にアルコール消毒液を設置して来場者や参加者に利用を呼び掛けるなど、感染予防へ対策を講じる方針。
来場者には併せて、せきエチケットの順守や手洗いの励行などをアピール。緊急時対応のため、救護室を設けるとともに看護師が常駐させる。さらに、感染者が多く出ている中国の湖北・浙江両省からの出展は断っているという。
ジャパンドローン2020には過去最大級の300に上る企業・団体が参加する予定で、期間中の来場者は延べ2万人を見込む。
(藤原秀行)