グループ3社が自主行動宣言を提出
日本ペイントホールディングス(HD)は3月2日、政府が物流事業者や荷主企業と連携してトラックドライバーの就労環境改善などを目指す「ホワイト物流」推進運動に賛同、グループ3社が事務局へ自主行動宣言を提出したと発表した。
提出したのは日本ペイント、日本ペイント・オートモーティブコーティングス、日本ペイント・インダストリアルコーティングス。具体的な項目として、「物流の改善提案と協力」「運送契約の書面化の推進」「契約の相手方を選定する際の法令順守状況の考慮」「働き方改革等に取り組む物流事業者の積極的活用」「荷役作業時の安全対策」の5点を挙げている。
【最新版公開】「ホワイト物流」運動・自主行動宣言取り組み詳細データ
併せて、グループで進めている物流効率化策として、栃木工場発着便のまとめ輸送推進による積載率改善と、大阪流通センターを起点とした発着便の車両待機時間削減を列挙している。
物流効率化の取り組み状況(日本ペイントHD提供)
(藤原秀行)