「GDP」に準拠し7128平方メートル、21年12月完成
伊藤忠ロジスティクスは3月12日、茨城県つくば市に医薬品専用の物流拠点「つくば第二医薬品物流センター」を新設すると発表した。
圏央道のつくば牛久IC、常磐道の谷田部ICからいずれも10分以内。成田空港へのアクセスにも強みを持つ。平屋建てで延べ床面積は7128平方メートル、2021年12月の完成を見込む。
室温、定温、保冷、冷凍の4温度帯に対応し、入出荷バースはドックシェルターを完備する計画。医薬品の適正な流通に関するガイドライン「GDP」にも準拠した設備をそろえ、国内と輸出入で一貫した高品質な物流サービス提供を目指す。
同社は医薬品物流を重点分野に据えており、医薬関連メーカーの工場が周辺に多数進出している新拠点を活用して物流の需要を着実に取り込みたい考え。
新拠点の完成イメージ(伊藤忠ロジスティクス提供)
(藤原秀行)