入荷~出荷をトータルで自動化
中国系の物流ロボットメーカーGeek+(ギークプラス)の日本法人は4月21日、商品を方面別に自動で仕分け、出荷口まで搬送するソーティングロボット「EVE S20T」と「EVE S20C」を発売すると発表した。今年7月の予定。
従来のピッキング支援AGV(無人搬送機)「EVE」シリーズなどと連携させることで、入荷から出荷までをトータルで自動化するソリューションを提供、人手不足解決への貢献を目指す。
新たなソーティングロボットは、従来型のソーターやコンベヤーのような固定設備に比べ、取り扱う物量の波動へ柔軟に対応できるほか、拠点統廃合の際にロボットを移動させられることなどがメリット。周辺の人や障害物を検知して自動でストップする機能を備えている。無負荷運転時は秒速2・5メートル、負荷運転時は2・0メートルで移動する。
ソーティングロボットのイメージ(いずれもギークプラス提供)※クリックで拡大
(藤原秀行)