コロナ感染拡大受け提供、50台以上まとめて出張施工も
運搬台車・リフト大手の花岡車輛は5月8日、台車のハンドル部分に抗菌・抗ウィルスのコーティングを施すオプションサービス「ANTIVIRUS opiton(アンチウィルス・オプション)」を同1日に始めたと発表した。
処理済みのハンドルに交換したり、既にコーティングしている台車を提供したりすることにも対応。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、物流事業者らの安全確保に貢献したい考え。
従来は空港用手荷物カートでハンドルに抗ウィルスコーティングをしていたが、それ以外の分野にも提供することにした。同社製以外の商品へのコーティングや50台以上をまとめて施工する出張サービスも手掛けている。
同社は「不特定多数のお客さまが使用するスーパーのショッピングカート、ホテル・空港カートのハンドルにコーティングすることでウィルスを不活化することができる」と説明。効果は約3年持続するという。
(藤原秀行)