全ト協、熱中症対策でトラック運送事業者向けガイドラインを一部変更
全日本トラック協会は6月12日、新型コロナウイルスの感染予防に向けたトラック運送事業者向けのガイドラインに関し、国からの要望を受け、熱中症予防対策を踏まえ、内容を一部変更したと発表した。
マスクの着用に関し、気温や湿度の高い中で荷役をする場合、周囲の人と2メートル以上の十分な距離を確保できる場合は、マスクを外すよう推奨。着用している場合は負荷の掛かる作業を避け、周知と距離を保った上で、適宜マスクを外して休憩を取り、こまめに水分補給をするよう呼び掛けている。
また、事業所では座席間の距離はなるべく2メートルを目安に広々と配置することなども盛り込んでいる。
運送業界では既に夏場に向け、宅配大手3社が集配業務中にマスクを外す可能性があると発表、利用者に理解を求めている。
(藤原秀行)
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