安全に飛行可能な場所拡大と期待
ドローン(無人飛行機)関連の新技術・サービス開発を目指すスタートアップ企業に投資しているDRONE FUND(ドローンファンド)は6月29日、カナダでドローンに特化したパラシュートシステムの開発を手掛けているスタートアップ企業のAerial Vehicle Safety Solutions(アエリアル・ビークル・セーフティー・ソリューションズ、AVSS)に出資したと発表した。
ドローンファンドが運営しているDRONE FUND2号(千葉道場ドローン部2号投資事業有限責任組合)から出資した。具体的な投資額は開示していない。
AVSSのパラシュートシステムは火気の使用が制限されたプラントなどの場所でもドローンに装着できるため、ドローンを安全に飛ばせる場所が広がると期待されている。
日本でも都市部でのドローン飛行解禁を目指す動きが官民で広がっており、ドローンファンドはAVSSのパラシュートシステムも実用化されれば、国内で応用することもできるとみている。
(藤原秀行)※ロゴマークはドローンファンド提供